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2021.09.11ホワイトニング成功する人、しない人。

みなさんいかがお過ごしですか

山中歯科・矯正歯科です。

久しぶりの投稿になってしまいました。
今回はホワイトニングをしている人でどうもうまくいかないということをよく聞くのでその話題です。


目次

1、そもそもホワイトニングって?

2、ホワイトニングの効果が出やすい歯、出にくい歯

3、ホワイトニングができる人、できない人

4、よく見かけるホワイトニングのトラブル

5、ホワイトニングを成功に導くために

6、ホワイトニングの効果を長く持続させるためにできること


1、そもそもホワイトニングって?

きれいな白い歯って憧れますよね。ですが、実は歯というのは、真っ白ではなく象牙色よりで、日本人は欧米人に比べやや黄色いです。
それをできる限り白くするのがホワイトニングです。

歯の汚れには大きく分けて2種類あります。
①表面的な汚れ・・・日々の食事や飲み物から来た汚れ(茶しぶ)、漢方などお薬による汚れ、たばこのヤニ
②内部にしみ込んだ汚れ・・・元々の色味、胎児や幼少期の薬剤による着色、歯の状態による色変化、加齢現象

①の場合は、表面的な汚れなので歯科医院での定期的なクリーニングで汚れを取り、家でホワイトニング用の歯磨き粉を使うことで白さをなるべく長く保てます。
②の内部の黄ばみを取るのが「ホワイトニング」と言われ、いわゆる漂白です。歯の状態によりますが、本来のご自身の歯よりも白くできることもあります。ホワイトニングの薬剤に含まれている過酸化水素を反応させ歯の黄ばみを分解します。歯科医院でするホワイトニング(ホームホワイトニング、オフィスホワイトニング)にはこの効果がありますが、市販の歯磨き粉、消しゴム様のツール、セルフホワイトニングの店舗ではこの薬剤による効果はありません。
ここでの「ホワイトニング」は歯科医院で使用できる過酸化水素や同じ作用を持つ薬剤を使ったホワイトニングの説明をしていきます。

さらに歯科医院で出来る「ホワイトニング」には大きく分けて2種類あります。
ⓐホームホワイトニング
ⓑオフィスホワイトニング

ⓐのホームホワイトニングは、歯科医院でお口の型を取って専用のトレーを作製した後、ご家庭でトレーに薬剤の入ったジェルを入れ、一日数時間一定期間装着していただく事で歯を白くしていきます。トレーは何度も使えるのでまた黄ばんできたなと思ったらジェルを購入し、ご家庭でホワイトニングを繰り返すことができます。
ⓑのオフィスホワイトニングは、歯科医院で1回から2回で終了するホワイトニングです。強めの薬剤と光照射をすることで白くしますが、薬剤が強いので知覚過敏になりやすかったり、診断を誤ると歯がまばらに白くなったりすることがあるので、ご自身がオフィスホワイトニングに適応かどうかはしっかりと説明を聞いてください。

ちなみに、最近はやりのセルフホワイトニングサロンは、特殊な薬剤と(過酸化水素ではありません)とLEDライトを使用し①の表面的な汚れを徹底的に除去し歯の《本来の》白さを取り戻す方法をとっています。②の内部にしみ込んだ汚れは取れません。

2、ホワイトニングの効果が出やすい歯、出にくい歯

ホワイトニングの効果には、個人差があります。ホームホワイニングの場合はホワイトニング実施中の食べ物も影響します。
ホワイトニングの効果が出やすいか出にくいか考える場合、効果の出にくい歯を知っておく必要があります。

ホワイトニングの効果が出にくい歯にはこんなものがあります。
・神経の死んでいる歯
・抗生物質により着色している歯
・詰め物の多い歯
・元々の歯の色がグレー系
・歯の凹凸が大きい人(特に縞模様)
・歯の白や茶色のしみ(ホワイトスポット、初期虫歯)
・エナメル質が薄い
・高齢の方
・歯の根元が見えている場合
・金属による着色

それぞれなぜホワイトニングの効果が出ないかというと・・・(長いので自分に当てはまるものがあった場合のみ読んでください)

神経の死んでいる歯、抗生物質による着色歯(テトラサイクリンによる着色)は、着色が内部まで浸透しておりなかなか効果が出ません。ウォーキングブリーチといって歯に穴をあけ歯の内部から漂泊することである程度改善が見込めますが、テトラサイクリン歯の場合はそれでも効果が出にくく、元々の色が濃い部分は残ります。

詰め物の多い歯は、人工物は漂泊ができないため色が残ります。ただし、詰め物を取り換えることで改善できる場合があります。

元々の色がグレー系の方、部位によってベースの色が違う方は、均一な白さが得られない場合があります。

歯の凹凸の多い方で特に横の縞模様に待っている方は、光の反射の関係もあり、白くなった実感が少ない場合があります。

歯のしみは多くは初期虫歯と言われ、歯の成分であるリンやカルシウムが溶けだし、虫歯になりやすくなっている歯で、部分的に光沢のない白や茶色に変色しています。このようになっているところはホワイトニングしても色が残ります。

・ホワイトニングは、歯の一番外側の硬い組織であるエナメル質に作用する薬剤を使用しています。よって体質的にエナメル質の薄い方は効果が得られにくいといえます。ご自身のエナメル質が薄いか十分にあるかは担当の先生や衛生士によく聞いてください。

加齢により、歯はだんだんと黄色くなっていきます。もともとの歯の色が濃くなるので、若い人に比べ効果が少ないように感じます。

・健康な歯は、歯茎より上に出ている部分は白く、歯茎より下の根っこの部分は象牙色をしています。また、歯の根っこはエナメル質でおおわれていません。よってエナメル質に作用するホワイトニングは効きません。
歯周病の方、食いしばりのある方などは根っこが見えている場合があります。

金属を使ったかぶせなどが歯についている場合、その金属イオンが溶けだして、歯や歯茎を着色している場合があります。この場合の着色はホワイトニングでは取れません。

3、ホワイトニングができる人、できない人

歯や体の状態によっては、ホワイトニングができない方がおられます。

<解決可能なもの>
・虫歯がある
・軽度から中等度の歯周病

虫歯や歯周病は治療すれば治ります。しっかりと治してからホワイトニングをしましょう。

<解決不可能なもの>
・重度の歯周病・・・ホワイトニングはできませんが歯周病を治すだけで歯はすっきりすると思います。
・知覚過敏がある・・・知覚過敏のひどい方はホワイトニングでさらにひどくなることが多いです。
・エナメル質にヒビがある・・・加齢現象や、食いしばりのきつい方は歯の表面に細かいヒビがある場合があります。日々があると知覚過敏が起こりやすくなります。ホワイトニング前にしっかり診査してもらいましょう。
・エナメル質や象牙質が十分に発達していない・・・基本的にホワイトニングは18歳以上の歯がしっかりしてからがいいでしょう。また、もともとエナメル質がほとんどない方、象牙質の弱い方がいらっしょいます。

さらに全身的な状態でホワイトニングが行えない方もいらっしゃいます。
・無カタラーゼ症がある・・・過酸化物を分解する酸素カタラーゼが体内にないので、ホワイトニング剤に含まれる物質を分解できません。
・妊婦、授乳中・・・安全性が確立されていませんので、担当の婦人科医、歯科医師と十分に相談して行う必要があります。
・呼吸器に疾患がある・・・疾患の状態にもよりますので、担当の内科の先生、歯科医師と十分相談してから行いましょう。

4、よく見かけるホワイトニングのトラブル

よくあるのが
・使用方法の間違い
・診査が十分でなかった
・ホワイトニングの効果が少ないと言われていて、とりあえずして見たが、自分の思う白さが得られなかった
・知覚過敏

一日の使用時間、使用期間、食事制限の有無など担当の先生から指示のあったことは必ず実行してください。正しい方法で使用して、初めて予測通りの効果が得られます。
また、最初にご自身の歯がどれくらいホワイトニングによる効果が見込めるかは、しっかり聞いておいたほうがいいと思います。でないと担当医的には予想通りの効果が得られていても、患者様自身が予測以上の効果を期待している場合があるからです。ホワイトニングの効果が得られにくいと予測できる場合は、ホワイトニング後の対応についても説明してくれると思います。
知覚過敏については、最近のホワイトニング剤は、かなり刺激が少なくなっているものの4,もともと知覚過敏になる要因を持っている方などは、わずかな刺激で知覚過敏が発症したり、きつくなったりしてしまいます。やはり、 ホワイトニング前にはリスク説明など、しっかり説明を聞いてもらうのが一番だと思います。

私が最近経験したのは、歯科医院で診査の結果知覚過敏と、ホワイスポットがあるため、繰り返しホワイトニングをするのはよくない、均一な白さが得られないと言われていたにもかかわらず、複数の医院でホワイトニングを繰り返したケースです。白さに満足できずに何度もオフィスホワイトニングを繰り返した結果、知覚過敏がひどくなり、本人的にも痛くてホワイトニングができなくなり、最終的に上の歯10本セラミックのかぶせをさらにほかの医院でされたそうです。歯科医的には、それまでも健康的な白い歯をお持ちでしたので、それわざわざ削ってかぶせにしてしまうにはもったいないなと思いました。
でも患者さん的には非常に満足されていました。

5、ホワイトニングを成功に導くために

ホワイトニングの効果を出すために、まずはどこまで改善が見込めるかしっかり診査してもらいましょう。でないと、歯科医師・衛生士から見て十分な白さが得られている場合でも、ご自身的には満足できる結果が得られない場合があります。また、特にホームホワイトニングは、患者さんの使用方法にどれだけ白くできるかがゆだねられています。最大の効果を得たい場合は、1回くらいいいやという意識ではなくのではなく、使用方法をしっかり守りましょう。
ホワイトニングの効果が得られにくいと結果が出た方はは、他の方法があるかもしれませんので、その方法もきっちり聞いてどうするか検討しましょう。

6、ホワイトニングの効果を長く持続させるためにできること

ホワイトニングの効果をなるべく持続させるためには、 ホワイトニング後の日常生活をちょっとだけ注意しましょう。着色の多いものを食べた後はすぐにゆすぐ、毎食後歯磨きをする、正しい歯磨きの仕方を学ぶ、ホワイトニング用の歯磨き粉を使う、定期検診をかかさない、などなどできることはいっぱいあります。
ただしホワイトニングは一度したからと言って一生効果のあるものではありません。どんなに日常生活を気を付けても少しづつ着色してきます。 一定期間でホワイトニングんのメンテナンスを行いましょう。





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